2023年9月17日日曜日

今の法律の中で子どもは救えるか? #虐待撲滅の小さな種を蒔こう #子どもの権利 #ラスボスは親権



  みなさん こんにちわ ぱわちる代表のそらです🍎

 🚨ぱわちるでは離婚後の共同親権には反対の立場をとっています 共同親権を推奨している方はスタッフにはなれませんのでご理解の程よろしくお願いいたします

 連日 テレビではジャニーズ問題関連でニュースが流れ、性的虐待のおぞましさも改めて認識されるようになりましたが、宗教虐待の問題も同じでどっちとも勇気を出して声を上げたことは、とても価値があり、これから解決の方向へと向かってくれたらと願うばかりです。

 時間はかかるけれど、たくさんの人に認識してもらうことで社会の流れを変えることもできるはずだと私は思います。

 宗教虐待、性的虐待だけでなく虐待には様々な定義があります。

 児童虐待の定義と言われるものは今のところ 以下の4つしかありません。   

身体的虐待

  •  打撲傷、あざ(内出血)、骨折、頭蓋内出血などの頭部外傷、内臓損傷、刺傷、たばこなどによる火傷っなどの外傷を生じるような行為
  •  首を絞める、殴るつ、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、熱湯をかける、布団蒸しにする、溺れさせる、逆さ吊りにする、異物を飲ませる、食事を与えない、戸外に閉め出す、縄などにより一室に拘束するなどの行為 など

心理的虐待

  •  言葉による脅かし、脅迫、子どもの自尊心を傷つけるような言動
  •  子どもを無視したり、拒否的な態度を示したりすること
  •  他のきょうだいとは著しく差別的な扱いをすること
  •  配偶者やその他の家族(子どものきょうだい含む)などに対する暴力や暴言(ドメスティックバイオレンス:DV) など

性的虐待

  •  子どもへの性交、性的暴力
  •  性器や性交を見せる行為
  •  ポルノグラフィーの被写体などにすること  など

ネグレクト

  •  適切な食事、衣服、住居などを整えず放置する、無関心・怠慢など
  •  子どもの意思に反して学校などに登校させない(子どもが学校にいけない正当な理由がある場合を除く)
  •  病気なのに病院に連れて行かない
  •  乳幼児を家に残したまま外出する
  •  祖父母、きょうだい、保護者の恋人などの同居人や自宅に出入りする第三者が虐待などの行為を行っているにもかかわらず、それを放置する など

                 セーブ ザ チルドレン ブログ引用

 この他にも ヤングケアラー や 経済的虐待 宗教虐待 教育虐待 そして文化的虐待などがあります。

  これらの虐待も児童虐待の定義の中に入れてほしいですね

 そして、この虐待を増加させている要因の一つとして 親権 があります。

 親権には こう書いてあります。

 成年に達しないものは父母の親権に服する という恐ろしい民法です😱

 未成年の子どもは親の奴隷でいなさいと言っているのです。

              
               懲戒権に関しては削除されたようです。
                       懲戒権 改正

 親権自体が、子どもにとっては 恐ろしいものばかりですが特に上の4つは子どもを更に、苦しめることになります。

 虐待する親は、親権の濫用という犯罪を犯していることになります。

 それでは、今を生きる子どもたちを虐待から救うためには私たち大人は何ができるでしょうか?


 令和4年度中に、全国232か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は 219,170 件(速報値)で、過去最多を更新しています。

 今の 法律や親権を がらりと変えない限り未成年を救うためにできることは身内でも、難しいといえます。

 一人暮らししているお姉さんが親から虐待されてるきょうだいを、自分の家に避難させても、近所の人が虐待されているその子の命を守るために自分の家に一時的に避難させても、親が警察に訴えればその子を助けた人は「誘拐罪」で捕まってしまうからです。

 未成年の子どもが 虐待されるから家出をしても、警察に捕まり家に連れ戻されてしまうケースも多く 189に通報して児童相談所に保護される確率は本当に少ないのです。

  

  
 ぱわちるスタッフは、今を生きる子どもたちからの虐待相談を毎日受けていますが、その子たちは未成年なので直接的に救うことはできません。

 私たちは相談を受ける内容によっては、
  @ 虐待された証拠はたくさん撮っておくこと
  @ 小さなメモ用紙でいいから 年月日 時間 誰が 何をした などと細かく記録に残しておくこと

  @ 可能ならば、少しずつお金をためておくこと 
  @ 親に絶対 見つからないように隠しておく

 などのアドバイスをしてきましたが、それを実行して学校の先生に話をして先生が通報してくれて、親は警察に捕まり今は親戚に家に預けられているという嬉しい報告も、中にはありました。

 私たち大人が、今を生きる子ども達にできることは その子に虐待とは何か?どうしたらいいのか?という基礎的なことを伝えていくことだと思います。

 そして、私たち大人も虐待の基礎知識を学んでおくことです。

 「助けて」と勇気を出して告白してくれたその子に私たちが「何も知らないから」と、無関心でいられるでしょうか?

 その子の命が危険にさらされているのを知っているのに「傍観者」のままで通り過ぎてもいいのでしょうか?

 個人個人でできることは、本当に少ないですが 虐待はいつでもどこでも私たちのすぐそばで、起きています。

 虐待なのか?の見極めは難しいですが、少しでも違和感を感じたら189に通報することで、その子の命を救うことができるかも知れないのです。

 そして、もう一つ大人にも子どもにも覚えておいてほしいことがあります。

 それは ヘルプサイン です。



  今の、児童虐待防止法や親権が変わらない限り 今も虐待されている子どもたちを救うには難しいですが、上記のように私たちにもできることはたくさんあります。

 「もし自分が子どもだったら?」「もし この子の立場だったら?」という気持ちで子どもの話に耳を傾けることから始めませんか?

  最後までお読みいただきありがとうございました。😊

                

   

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2023年8月9日水曜日

「これは虐待ではなくしつけです」と本気で思ってる親たち  #虐待撲滅の小さな種を蒔こう

  
 
  みなさん こんにちわ ぱわちる代表のそらです。😊

 🚨ぱわちるでは離婚後の共同親権には反対の立場をとっています 共同親権を推奨している方はスタッフにはなれませんのでご理解の程よろしくお願いいたします
 
  世界中にも虐待問題はありますが、この国ほど虐待問題に対して無関心な国はないだろうといえるくらい毎年虐待相談件数も虐待も増加しています。

 2016年に日本小児科学会の発表したデータによれば一年間で350人の子どもたちが虐待で殺されています。

 2023年になった今でも、その数字は変わらないと想像できます。

 なぜかといえばテレビで報道されている虐待のニュースは氷山の一角で誰にも発見されず誰にも知られることなく虐待で命を殺された子どもは存在するからです。

   そもそもこの国には 子どもを大事にしようという文化は根付いておらず昔からある 家父長制度 のために長男以外の男の子も女の子もそして女性にも人権はありませんでした。

 そして明治時代に 親権 は作られました。

 成年に達しないものは父母の親権に服する」というこの恐ろしい民法は虐待増加の一因だけでなく、今すぐにでも救わなければならないはずの子ども達を救えません。

 そして、その子の父母だけがその子を育てなければならないという民法も、虐待増加の一つの要因です。

 親権を失くして親権フリー&シェア制度を導入すれば、親にとっても子どもにとってもお互いにいいことだと思いますが、子ども庁(家庭)の人たちにはそれすらも無関心でひたすらに子どもに「家庭」「家族」を押し付けています。

 それでは親権とは何か見ていきましょう。

  民法818には、成年に達しない子は、父母の親権に服する。」と書かれています。

   簡単に言ってしまうと、18歳未満の子どもは親の奴隷だということです。

 では、親権の具体的な中身にはどんなものがあるでしょうか?

 民法820条~824条には次のような定めがあります。

一つずつ見ていきましょう。

  民法820条「親権を行う者は、子の利益のために子の監護及び教育をする権利を有し、義務を負う。」(監護教育の権利と義務)

  820条の問題点は、2つ挙げられます。

  1つ目は子の利益のために」とありますが、誰が「子の利益」を判断するのでしょう。結局、親の価値観で決められてしまうのです。

  2つ目は、父母2人だけに監護・教育の義務を負わせている点です。

  民法821条「子は、親権を行う者が指定した場所に、その居所を定めなければならない。」(居所指定権)

  要するに、子の居場所は親が決めるということです。

  憲法22条に定められた転居・居住の自由は未成年者には事実上認められないことになります。

  親の許可なく家出をすれば、虞犯少年として補導されることになります。

また、虐待から逃れるために家出をした子どもを保護した大人が、誘拐罪に問われることもあるのです。

  民法822条「親権を行う者は、第八百二十条の規定による監護及び教育に必要な範囲内でその子を懲戒することができる。」(懲戒権)

  民法823条「子は、親権を行う者の許可を得なければ、職業を営むことができない。」(職業許可権)

  つまり、未成年の子どもは親の許可なしに仕事に就くことができません。

  ここでも憲法22条の職業選択の自由が制限されています。

  民法824条「親権を行う者は、子の財産を管理し、かつ、その財産に関する法律行為についてその子を代表する。」(財産管理権・代表権)

  824条では、子どもの財産は親が管理することになっているので、お年玉やお小遣い、バイト代など親に取り上げられてしまっても子どもにはどうすることもできません。

  また、スマホを買うなどの売買契約では、親に代表権があるので、親の同意なしに買うことはできなくなっています。  

  この親権があるために未成年の子どもが、親に縛られているリアルをこの国の政治家の、ほとんどは無関心であり気づこうともしません。

 どうして虐待増加しているのか?どうしたら虐待を減らしていけるのか?本気で取り組もうと思えば、親権が壁になっているということにも気がつくと思うのです。

 もともと無関心なうえに虐待の基礎知識さえも学ぼうとしなければ虐待で苦しむ子どもは、増えていくばかりです。

 そして毎年のように虐待で殺される子どもも、増えていくでしょう。

 毒になる大人は、自分の子ども時代にもつらい経験をしてきた人は多いです。

 その痛みを大人になって忘れてしまったり「子どもの頃のこと」と記憶の奥の方に押し込めてしまう事があります。

 「自分が生きずらいのは自分のせいだ」と思い込み、何でも自分を責めるのです。

 人間は辛いこと痛いことには耳をふさぎ、目をそらしてしまう生き物です。

 それは、本能的な自己防衛でもあります。

 あまりにも辛すぎるリアルなので心が壊れてしまうからです。

  



 これは私の経験ですが、初めて自分が親になった時育児雑誌を読み漁りました。

 赤ちゃんのお世話の仕方、接し方など書いてあり そして一歳になったらこれができた 三歳になったらこれができたと写真付きでその子の成長記録が載っています。

 他にもいろいろな役立つ情報も載っています。

 私は、元夫にも「お前は母親なんだから」と毎日言われて精神的に不安定になっていました。

 我が子にミルクを上げてもおむつを変えても、泣き止まなくて低い位置から思わず布団の上に投げたこともあります。

 私は、子どもにたくさん話しかけたくさん抱っこして母親という責任を果たそうとしてきましたが、今思うと鬱になっていました。

 子どもを育てるということは、子どもの数が一人だろうと二人だろうと関係なく本当に大変なのです。

 一人ひとりの命と心を尊重しながらたくさんの愛情を与える責任があるからです。

 初めての子育てをする時に確かに育児雑誌などは役に立つこともありますが、果たして写真に載っているその子と自分の子は同じでしょうか?

 確かに目安としては一歳までにこれができるようになるなど参考になりますが自分の子がその通りに成長してないからと言って落ち込む必要はありますか?

 子どもの成長も性格も個性も才能も一人ひとり違います。

 それでいいのです。

  親権にはこう書かれています。

 その子の父と母にしかその子を養育する権利はない

つまり その子の父母にしかその子を育てちゃいけないということです。

 これは親になった大人にとってもきつい文言だと思いませんか?

 そして、この親権があるために未成年の子どもも、苦しんでいます。

 上に示した通り 成年に達しないものは父母の親権に服する」という鎖で縛られているからです。

 毒になる親は、この親権がを知ってか知らずか「私の子どもなんだから何をしてもいいだろう」という勘違いをしています。

 これは子どもを「人間」ではなく「私の道具」として見ているからです。

 そして、それを当たり前だと思い込み自分の子どもを虐待するのです。

 誰かがその間違いを指摘しようものなら「これは虐待ではなくしつけだ、人の家庭に口をはさむな お前には関係ないだろ」「私が虐待なんてするわけない この話はみんなこの子の妄想だ」と 平気な顔をして言うのです。

 この言葉は実際に私が言われた言葉です。

 恐ろしくないですか❓

      
今一生 ブログ引用
         

 このように毒になる親の特徴が4段階あると長い間 虐待問題に取り組んで若者たちの取材を重ねてきた 今一生 さんは言っています

  

   虐待をする親には、たくさんの問題を抱えている場合があります。

 子どもの頃の環境は大人になってからも影響しています。

 「子どもの頃のことだから」と大人になって自分が苦しいことをなかったことにはできないのです。

 そのことに無自覚であったとしても、大人になってからの生きづらさは子どものころを振り返ると必ず原因があるからです。

 私たち大人は時々でいいから、自分の子ども時代を振り返る必要があります。

 そして何か心に、問題を見つけたら、それをぶつけるのは子どもではなくて病院や役所の相談窓口、あるいは友達などの助けが必要だということに気がついてほしいです。

 目の前の子どもがあざだらけになっていて泣いていてもあなたはまだ「これは虐待ではなくてしつけなんだ、この子のためなんだ」と周りにいうのですか?

  その子の心を壊してしまう前に、あなたができることは何ですか?

 最後までお読みいただきありがとうございました。🐣 


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2023年8月1日火曜日

いま 苦しんでいる子どもたちのために大人ができること「さよなら子ども虐待」と言える社会に #虐待撲滅の小さな種を蒔こう 


 

 みなさんこんにちわ ぱわちる代表のそらです🍀

 🚨ぱわちるでは離婚後の共同親権には反対の立場をとっています 共同親権を推奨している方はスタッフにはなれませんのでご理解の程よろしくお願いいたします

 私は、時々今を生きる子どもたちからのリアルな声を聞いています。

 「何もしていないのに親に殴られる」「毎日性的虐待を受けている」「親が包丁を持って追っかけてきた」等々、どれもこれも緊急に保護しなくてはならないと思うような話ばかりです。😱

 その声は私一人ではなく、ほかの大人たちも聞いていますが私たちにできることは、その子たちの避難場所を探して紹介したり、その子の気持ちを受け止めながら話をすることくらいしかできません。

 直接 助けることは難しいのです。

 それは、何度も繰り返し伝えてるように 親権 が邪魔をしているからです。

 成年に達しないものは父母の親権に服する」というこの恐ろしい民法は虐待増加の一因だけでなく、今すぐにでも救わなければならないはずの子ども達を救えません。

 そして、血のつながりを持つ父母だけがその子を育てなければならないという条文も、親を苦しめているリアルです。

 例えば、裸で外で放置されている子どもを救いたくて家に連れて行ったとしたら保護した大人を、親が訴えればその人は誘拐罪で捕まってしまうからです。

 「お前なんかいらない」「お前なんか死んでしまえ」と言うなら子どもが家を飛び出しても 何も問題はないはずなのに「世間体」のためだけに連れ戻そうと必死に探すのです。

 「この子が言うこと聞かないからちょっときつく怒ってしまったら飛び出してしまったんです」とでも言い訳をすれば、その言葉を信用してしまう大人はいくらでもいます。

 毒になる親は世間体を気にするので外では「とてもいい人」を、演じます。

 なので 周りの大人はその子が本当のことを言ったとしても親の味方をするのです。

 そこには 「面倒なことにはかかわりたくない」「親の復讐が怖い」等々いろんな理由がありますし「人の家庭には口は出さない」という暗黙の謎ルールが存在します。

 私は、目の前で子どもが命の危険にさらされているのに、通報もしない助けようともしない人を自己保身に走った傍観者だと思っています。

 だけども簡単には、それができない空気がこの社会に蔓延していることも知っています。

 それは、親権や法律の壁があるからです。

 それは、昔からこの国では「子どもを大事にする」文化が根付いてないからです。

 それは、昔から「子どもは大人の奴隷」という悪しき連鎖が蔓延してるからです。

 私たち大人もそういう社会の中で育ってきました。

 誰でも子どもの頃は好奇心も冒険心も想像力も、旺盛で無邪気でとても優しい真っ直ぐな心を持っていました。

 でも、そのまっすぐな心を歪まされてしまいました。

 誰に?何に?それは文化的背景に社会の仕組みに、そして大人たちにです。

 だからこそ 今を生きる子どもたちに同じ苦しみも痛みも背負わせてはいけないのです。

 大人になった私たち一人一人が、自分の子ども時代を振り返り、今の自分を振り返り、自分にできることで子どもを救うアクションを起こす必要があります。

      



 誰でもこの世界にたった一つのオリジナルです。

 誰にも尊重されるべき権利や大切にされるべき命があり誰もそれを壊す権利はありません。

 私たちは小さな石ころです。

 小さな石ころはとても弱い力ですが、石ころが集まれば大きい力になります。

 アクションを起こすのには愛と勇気が問われます。

 今はその愛と勇気が冷えた時代です。

 だからといってそのまま流されてしまったらそこで終わります。

 一人でもできることはたくさんありますが、仲間を集めればできることもたくさん増えていきます。

 私は2020年から2022年の3年間 今一生さんの立ち上げた 子ども虐待防止策イベントという活動を東京23区で取り組んできましたが、最初は今さんと二人でした。

 そこには仲間はいませんでした。

 でも、私はあきらめませんでした。

 最初は私もわからないことばかりで、今さんに𠮟咤激励をもらいながら続けていくうちに仲間が増えました。

 発起人だった私は、3年間代表という立場ではありましたが、立派に役目をしていたわけではなく、今さんと仲間たちがいつも助けてくれたので何とか続けてこれました。

 そういう実体験があるので「私は諦めたくない」がこの活動の原動力になっています。

 学校の図書館や地域の図書館などに 今一生さんの「子ども虐待はなくせる」「日本一醜い親への手紙」今さんと細川貂々さんの共著「さよなら子ども虐待」のリクエストをしてくださるだけでも小さなアクションになると思います。

      


 🚨 一応書いておきますが これは私が思ったので今さんに頼まれたわけではないのでご了承をww😝 →勝手に書いてるだけです😂

 何度も言いますが、一年間で350人以上の子どもたちが虐待で殺されています。

 15歳からの若者の死因のトップはずっと自殺です。

 今年 厚労省 が発表した自殺者の人数は500人を超えています。

 この国はいろんなことが異常です。

 一番の緊急課題は命の問題なのに、岸田政権は今だに自己保身と利権しか頭にありません。

 私たちは自分の命を守ると同時に子どもたちの命を守る責任があります。

 私たち大人ができる小さなアクションを、一緒に考えてみませんか?

  ぱわちるでは 東京23区でスタッフを募集中です。

 年齢性別問いません。

 私たちと一緒に虐待をなくすために、小さな声をあげませんか?

      



 最後までお読みいただきありがとうございました。😊

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2023年7月23日日曜日

「子どもを救おう」と言いながら噓をつく大人たち  #虐待撲滅の小さな種を蒔こう 


 

 みなさんこんにちわ ぱわちる代表のそらです🌳

 🚨ぱわちるでは離婚後の共同親権には反対の立場をとっています 共同親権を推奨している方はスタッフにはなれませんのでご理解の程よろしくお願いいたします

 日本ではそもそも論として「子どもを大事に育てよう」という文化は根づいていません。

 明治時代からの 家父長制度 が現在まで続いています。

 そして民法の第四章の 親権 にはこう書かれています。

 「成年に達しないものは父母の親権に服する」😱

 未成年の子どもは自分の居場所も、財産も全て親が管理することができると書いてあります。

 そして、その子がどこかに参加することも、自由に発言することも当然のことなのにそれさえも許さない親もいます。

 昭和8年に初めての「児童福祉法」というものが作られましたが昭和22年に児童福祉法の制定に伴い廃止されました。

 しかしながら、どんどん深刻化する虐待増加に伴い平成12年に今の「児童虐待防止法」が作られました。

 それでもなお、虐待相談件数は増え続けて15歳からの30歳までの若者の死因のトップは自殺です。

 厚労省 の発表によると一番自殺の件数が多いのは何と東京です!

 そして2番目に多いのが大阪です。

 令和4年4月から令和5年3月までの1年間に、県所管の児童相談所で受け付けた虐待相談受付件数は、7,290件で、前年度と比較すると548件(8.1%)増でした。 

なお、この件数は過去最多です。

 次に子どもの権利について見てみましょう。

 子どもの権利には大きく分けて次の4つがあります

 生きる権利 育つ権利 守られる権利 参加する権利 ですが、ほとんどの子ども達は知らないでしょう。

 それどころか未成年の子どもでも、虐待する親から逃れるために 親権停止 の裁判ができることすら知らないのです。😥

 私も、子どもの頃にそれだけでも教えてくれる大人がいればなあと思いました。

 子どもの権利 は、もちろんそれだけではありません。

 人間は誰でも、生まれた瞬間から(もしくは、お腹に命を宿した瞬間から)人権を尊重されるべきであり マズローの法則 にあるように、基本的な欲求を持っています。

 私は 虐待も、虐めも人としての尊厳を傷つける行為はすべて犯罪だと思っています。

 人には様々な背景があり、一人一人の苦手なこと、得意なことが違います。

 それは当たり前のようですが、私たちは時にそのことを忘れてしまって誰かに「私と同じ」を押し付けてしまいがちです。

 私は、一人一人は色も形も違うし、違うからこそいろいろな発見や学びをその人からもらえると思っていて、それを「多様性」と呼んでいます。

 さて… この国には「子どもを守ろう」「当事者を助けたい」と声を上げる人たちがいて、現実に困ってる人たちに支援をする活動をしていたり、子どもたちに支援したりする人たちが、います。

 自分のできることで精一杯頑張ってくれています。

 🚨 私はその活動をしていない人,もしくはできない人を責めてるのではありません。

 今は、みんながみんな生きてくのに精一杯ですから、心の余裕がなくなっています。

 私が不快に思うのは「子どもを守ろう」「当事者を助けよう」と声をあげておきながら、実際には何もしない人です。

 そして、目の前で子どもが命の危険にさらされている、もしくは誰かが困っているのに、見てみないふりをして「傍観者」になる人

 そして「虐待」「虐め」を「ふざけてただけ」「これはしつけ」とサラリと言えちゃう人です。

 「人の家庭に口出すな」と言うのはある程度はプライバシー保護の意味では正解だと思いますが、子どもの命、もしくは家族の誰かの命が危険にさらされてると思ったら、何か助けたいと思うのは人として当たり前のことではないでしょうか?

 昔からこの国には「子どもを大事にしよう」という歴史的文化はなく、また「命の尊厳」も教えられてこなかったために「子どもは、大人の都合のいい道具」として使われてきました。😭

 先に述べた親権にも「子どもは、黙って親の言うことに従え」という恐ろしいことが書かれています。

 そういう歴史的背景が「家父長制度」「同調圧力「差別意識」を生み出して
「虐待」「虐め」に、繋がっていったのではないかなと私は思います。

 残念なことにこの国には今も「べきねばちゃんと」「古い価値観」という空気が社会の中に蔓延しています。

 そして「命を大事にしない」政策を今の政治が作っています。

 そのやり方は国民にも影響されて大人から子どもへと悪しき連鎖が起きています。

 この世界は歪んでいますが,どこの国にいても完璧もないしそれは人間でも同じです。

 それでは、この社会で私たち大人が子どもたちに伝えていけることは何でしょうか?

 命が粗雑に扱われている中で「命の尊厳」「人としてのあたりまえの権利」を伝えるのは難しいと思いますか?

 法律や条例を作るのは政治家ですが、この国の空気を変えていくことは国民にもできるはずです。

 悪しき連鎖を止めるためには一人ひとりの小さな声が必要です。

             


 それぞれがいろんな問題を抱えて生きているので、その痛みや苦しみに気が付いていなくてもサバイバーといえるのではないでしょうか?

 「自分には関係ない」と通り過ぎるのではなく「わからないけど、知らなかったけど、もしかしたら自分にも起こることかもしれない」という気持ちは大事だと思います。

 自分は被害者なのに「誰にも話すな」という刷り込みをされているために たとえ誰かに話しても軽く返されたり、わかってもらえなかった また話せば自分が責められるという罪悪感があるために その「助けてください」を、言葉に出せないとしたらその声は心に大きい影響を与えるでしょう。

 でも 先ほども言ったように人にはそれぞれの事情がありますので、そのことに正解とか間違いとかはありませんが、私のように声をあげられるのならばその小さな声を消さないでほしいなあと思います。

 小さな石ころでも集まれば重くもなるし、大きくもなるのです。

 私は、自分ができる限りは、諦めないでこの声を上げ続けたいと思います。

     


  ぱわちるでは 東京23区でスタッフを募集中です。

 年齢性別問いません。

 私たちと一緒に虐待をなくすために、小さな声をあげませんか?

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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2023年6月25日日曜日

 「学ぶこと」は心の栄養になる ~ぱわちるって今、何してる?~ #虐待撲滅の小さな種を蒔こう




  みなさん こんにちわ ぱわちる代表のそらです😊

🚨ぱわちるでは離婚後の共同親権には反対の立場をとっています 共同親権を推奨している方はスタッフにはなれませんのでご理解の程よろしくお願いいたします

 今回は、いま私たちが活動していることを、書きたいと思います。

 特に目立った大きな活動はしていませんが…😅

 自分たちのできることで、小さいことだとしても諦めないで続けていくことは大事なことです。

 今現在では、今年のやりたいことの一つの「上映会+トークライブ」に向けての準備はまだ進んでいませんが…😓ぱわちるのスタッフは子どもシェルターを、運営している弁護士さんに話を聞きに行ったり、また今を生きる子どもたちとの交流を少しづつ深めていきながらその子たちの苦しい気持ちに寄り添う努力を続けています。

 そして、最近は週に一度カウンセリングの勉強法の一つとして、ロールプレイング を始めました。

 その目的は今苦しんでいる人たちへの理解をもっと深めるためです。

 スタッフの中には私と同じく子どもの頃に壮絶な虐待を受けて何とか生き延びた人たちもいます。

 でも その痛みが分かるからと言ってそこで人に対する共感力や想像力を停止させてはいけないと思うのです。

 ロールプレイングとは 役割演技のことです

 役割演技(やくわりえんぎ)とは、現実に起こる場面を想定して、複数の人がそれぞれ役を演じ、疑似体験を通じて、ある事柄が実際に起こったときに適切に対応できるようにする学習方法の一つである。
                    ウィキペディアより

 私たちは何歳になってもいろんな事を学んでいく必要があります。

 それは、日常的な出来事だったり、誰かとの会話だったり子どもたちの可愛い笑顔だったり…私たちの周りには気が付かなくても「学び」はどこにでも溢れています。    
      


 私は2020年から2022年の3年間 今一生さんの立ち上げた子ども虐待防止策イベントという活動を東京23区で取り組んできましたが、その中でたくさんの仲間と出会い、遅まきながらもいろいろと学ぶことができました。

 経験がなければ学ぶことはできないしいろいろな経験から、それはできるんだと実感しました。

 これからも私は「学ぶこと」をあきらめないで一歩ずつ進んでいこうと思います。

 この活動を広げていくためにはたくさんの仲間の協力が必要です。
 
 今は小さなことしかできませんが、もしあなたが協力してくれるならまた更に一つ何かを進めることができます。😊

 私は、小さな石ころなので一人でできることは小さな声を上げることくらいしかできません。

 だけど仲間が集まれば、その小さな石ころも大きな石になるのです。    

 私は「虐待撲滅」を訴えていくことには意味があり価値があると思っています。

 これからもぱわちるでは、小さいながらもいろんな「やってみよう」に挑戦したいと思っています。

 東京23区にお住まいの方、私たちと一緒に活動してみませんか?

 年齢性別も、関係なくいつでもスタッフ募集中です。

 最後までお読みいただきありがとうございました。🌳


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2023年6月24日土曜日

「同調圧力」は「思考停止」を生み出す コントロールから自分を解放しよう #虐待撲滅の小さな種を蒔こう



 
 みなさんこんにちわ ぱわちる代表のそらです🐌

 🚨ぱわちるでは離婚後の共同親権には反対の立場をとっています 共同親権を推奨している方はスタッフにはなれませんのでご理解の程よろしくお願いいたします

 みなさんは「同調圧力」という言葉を知っていますか?

 それは、どんな場所でも空気のように自然に流れていて私たちはその空気を当たり前のように感じるように刷り込まれています。

 幼いころから「みんなと仲良くね」「みんなと同じにね」という教育をされてきた結果、その場の空気を読みすぎて「それはおかしい」と感じても周りが「イエス」ばかりになるとその空気に押されてしまい「違う」と言えなくなります。

 「嫌われたくない」「いじめられたくない」「争いたくない」などその時の状況で私達はじぶんの本当の言葉を飲み込んでしまうことが多いのではないでしょうか?

 同調圧力とは集団における意見や行動において、多数派に合わせるように仕向けるための無言の圧力を指します。

 同調圧力が問題視される理由は、意見・行動の正否にかかわらず、多数派が場をコントロールする点です。

 これは多数決と前提条件が異なり、場の空気感などによる強制力が影響している関係で、心理的に同調せざるを得ない環境が形成されています。→記事引用

 私達は時と場合によりますが、周りの空気に流されることなく「自分の言葉で伝えること」「嫌われる勇気」を持つことが大事です。

 周りの人たちの意見に流されてしまった結果、あなたが何かの責任や心に傷を負ってしまったとして誰かがその責任を取ってくれるでしょうか?

 しかし時と場合により、空気を読むということは結果的に良いことを生み出す効果もあることも実証されています。

空気」にはメリットもある

この空気という掟の存在をネガティヴにとらえれば「息苦しい」ということになるのでしょう。ただ、実はマイナス面ばかりではないと私は考えています。

東日本大震災からほどなくして、この危機においても規律を重んじる日本人の姿が賞賛されました。略奪などの混乱が生じず、市民が節度をもって行動したからです。

これも空気という掟が機能したと見ればわかりやすい現象です。諸外国では、危機において必要な掟をすぐに準備できないため社会は混乱してしまうわけですが、日本においては必要な掟が勝手に生じるため、かなりのレベルで社会が機能します。細かく見ていけば小規模な暴動・混乱等々はありますし、実際に東日本大震災後にも見られました。それでも諸外国より混乱が少なかったのは自生する掟のおかげと見なせます。

                    →記事引用

 

 「同調圧力」「協調性」の全てがマイナスに動くとは思いませんが、その言葉を考えた時に頭に浮かぶのは「教育制度」です。

 幼稚園保育園、小学校から大学まで子どもたちが「教育」を受ける場所ではどこでも「みんな同じ」を教え込まれ教科書の内容が改ざんされていても、それが本当のことのように教えられて無駄な知識として詰め込まれます。

 「子どもたちの個性を大事に」「いじめは駄目」「命を大事に」と教えていますが、実際はいじめは隠蔽され教師による生徒への虐待は増加しています。

 子どもたちの学力を数字で、偏差値で振り分け子どもたちの個性をつぶしていくそして「内申書」「テストの点数」で子どもたちをコントロールして大人にとって都合のいい子を生産していくのです。

 もちろん全ての教育現場がそうだとは思いません。

 教える立場の大人たちの中にも生徒のために一生懸命に頑張ってくれてる人がいることも私は知っています。

 「同調圧力」は「学校」だけで起きてるわけでなく人が集まる場所ならばどこにでも空気のように流れています。

 例えば虐待する毒親の支配するコントロールからなかなか抜け出せなくて自分の精神も身体もボロボロになったとしても、毒親はあなたに何も責任を取らないどころか「あなたのためを思って」「一生懸命育ててやった」など傲慢な上から目線の言い訳をして、どれだけあなたを苦しませて傷つけているのかにも無自覚です。

 そして仮にあなたが毒親に異論を唱えたとしても「家庭」という場所では「親からの無言の圧力」と「家庭では親が絶対的権力」の空気が流れているので一番弱い立場の子どもたちは何も言えなくなってしまいます。

 これも「同調圧力」という恐怖でコントロールされているといえます。

 この社会の空気や世間体ばかりに心を消耗する代償は「思考停止」です。

                  


 一番わかりやすい例えは国会中継です。

 心ある議員さんたちが「この法案を通してしまえば人の命に関わる」と何度も訴えていても国民が署名をかき集めて訴えても大半の議員は、その間違った法案に賛成してしまいます。

 今の政治を見ていけば、それはとても恐ろしいことだともう皆さんは気が付いていると思います。

 自己保身のため利権のため、気持ちとしては反対であってもその場の空気に飲み込まれて「同調圧力」に従います。

 そもそも先に書いたように日本人は「思考停止」になるような教育をされてきました。

 それは「大人に都合のいい子」「国にとって都合のいい人間」に育てるためです。

 朝早くから満員電車に揺られて夜遅くまで働かされて身体的にも精神的にも疲弊させられて「想像力」「考えること」を、搾取されてきた中でコロナが流行り雇用問題や経済活動が滅茶苦茶になり家で仕事をするようになった結果、何が起きたでしょうか?😖

 今までは家族のだれもがそれなりに忙しい日常を送り「思考停止」のままでもそれなりにやってきましたが日常が変わり「考える時間」も増えました。

 しかしずっと「考えなくてもいい日常」を送ってきたために変化に対応できなくてストレスがたまり鬱になる人も増えています。

 普段は子どもたちも学校や遊びや塾などで家を空けていますが、休校などの理由で家のいることが多くなり親子が家のなかで過ごす時間も増えました。

 ほんとうはその親子の時間は貴重な時間であるはずなのに子どもがいるという理由だけで子どもにストレスをぶつける親もいます。

 そしてそれは虐待増加に繋がる要因の一つでもあると私は思います。😥 


                          厚労省


  コロナは悪い面でいえば経済活動や雇用問題、様々な人間関係、個人の精神的苦痛等々いろんな場面で悪影響を与えてきましたが、あえていい面を上げるとしたら私たちが忘れてしまった色々なことに気づかせてくれたという面もあるんじゃないかなあと私なりに勝手に思っています。😳

 それでは「思考停止」から解放されて「想像力」を取り戻すにはどうしたらいいでしょうか?😕

 それは、たくさん本を読むことだと私は思います。📕

 私は、どこぞの専門家でも知識人でもないのでこれが正解とは思いませんが本を読むということは文字を追いながら頭の中でその場面や登場人物の気持ちなどを想像することができます。⏰

 漫画ではなく 文字ばかりの本をあえて読むのです。

 文字を読むのが苦手な人は 朗読動画などで耳から情報を取り入れて想像力を鍛えていくのもいいと思います。

 私の示したアイデアのほかにも想像力を身に付ける方法としてよい記事があったので ここにリンク を貼っておきます。

 最後になりましたが誰にでも自分の言葉を自由に表現する権利があります。

 自分の心の言葉も、感じた感覚も自分の中では正解なのです。

 「同調圧力」「世間体」「べきねばちゃんと」「古い価値観」を、気にしすぎて、その「無言の圧力」に「NO」と言えないまま従っていれば「思考停止」になります。

 「考えること」「想像力」を身につけていくことは私たちの「強さ」にもなります。😊

 私も「思考停止」にならないように自分の感覚を大事にしたいと思います。

 最後までお読みいただきありがとうございました。🌳


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2023年6月11日日曜日

あなたは「子どもシェルター」を知っていますか?  #虐待撲滅の小さな種を蒔こう



 みなさんこんにちわ ぱわちる代表のそらです🌳

🚨ぱわちるでは離婚後の共同親権には反対の立場をとっています 共同親権を推奨している方はスタッフにはなれませんのでご理解の程よろしくお願いいたします

 虐待された子どもたちが「児童相談所」によって自分の身を守るための緊急避難として一時保護所に保護されるということは度々ニュースなどでも報道されています。

 でも、子どもの緊急避難場所はそこだけではなく「ファミリーホーム」だったり「子どもシェルター」と呼ばれる場所もあります。

 今回は、ぱわちるのスタッフと一緒に千葉県にある「子どもシェルター」を、運営している弁護士さんに話を聞きに行ってきました。

 それでは「子どもシェルター」とは、いったいどのような場所なのかを見てみましょう。

 子どもシェルターとは? 

 @法的に定義はないが、虐待や貧困、病気や障碍など様々な理由で家庭や社会に居場所を失った子どもたちの緊急避難場所

 子どもシェルターの必要性

 @児童相談所で一時保護できる児童は18歳未満に限られるため、18歳以上の子どもが避難したくても児童相談所は保護することができない=18歳の壁

 @児童相談所の一時保護所は定員オーバーが続いていて個室が少なく高齢児童の保護に適していない=一時保護の実情

 @児童養護施設を退所して自立した後に病気などで自立につまずいたときに子どもたちを緊急に保護できる制度がない=自立後の支援不足
 
 @特に女子は性産業の犠牲になるリスクが多い=性産業の犠牲となるリスク

 @保護者が引き受けを拒否したことで少年院仮退院の時期を迎えた子どもが、帰る先がなく社会に戻る時期が遅くなることがある=少年院で出会ってきた子どもたちのケース

 @子どもたちには、福祉、医療、法律などによる総合的な緊急支援が必要

 その支援を充実していくために子どもシェルターがあります、子どもシェルターは人権侵害を受けている子どもたちを救済してその権利を回復して、擁護(ようご)するための活動なのです。

 
 @ 子どもシェルターの大きな特徴は子どもの権利擁護のために一人ずつ子ども担当弁護士(=略称コタン)がつきます(各地のシェルターとも、弁護士会と連携しており、費用については日弁連による法テラスへの委託援助事業を利用します)。🚩 東京弁護士会

  頂いた資料を見ながら、みんなで弁護士さんの話に聞き入っていました。

 子どもシェルターという言葉自体知らなかったので驚きました。

 今の法律では「親権」が強く児童相談所も満杯状態…虐待相談件数が増加する一方で職員の数が足りなくて、子どもたち一人一人に向き合いたくても、時間が足りず…そんな状況の中で職員の方も心を病んでいき、やめてしまう人もいます。

 弁護士さんもずっとこの子どもシェルターに関わる活動をしていて、いろんな子どもたちと関わる中でその中で、自死を選んでしまった子もいてとても悲しかったと言っていました。

 児童相談所の原則として18歳になると退所をしなければいけないというものがあります(必要があれば、満 20 歳に達する日まで措置を延長できる(児童福祉法第 31 条第 2 項)。 厚生労働省は、進学や就職、満 18 歳到達にかかわらず、生活が不安定で継続的な支 援が必要な児童等に対しては、18 歳到達までの措置継続及び 18 歳以降の措置延長(以 下「措置継続等」という。)その時に親に連絡を取って迎えに来てもらうケースもありますが、中には引き取りを拒否する親もいるそうです。

 私はその話を聞いて心が痛くなりました。

 親から拒絶されていると知った子どもたちの絶望感は言葉にできないほどの傷を心に残します。

 親から虐待されてた子どもの場合は、親からは離れて暮らすのが一番いいと思いますが、児童相談所の一時保護所にはそういう子どもばかりではなく、親が「今」は育てられないからと預けられた子どもや問題を起こして送られてきた子どももいるのです。

 中には児童相談所には、行かなかったけれども親からの虐待から逃げるために子どもシェルターに駆け込む子どもたちもいます。

 運営していく予算にしても、それが途切れると子どもの命にかかわるのでそれだけは避けたいと頑張っているとも言っていました。

  それは当たり前のように思えるかもしれませんが、この国が子どもに対する予算を増やさず、法律条例を変えていかない限りは子どもを本気で救いたいと頑張っている人たちの活動には大変な努力が必要です。

       

 🚨 この画像の著作権はほまれにあり、転載禁止です、この画像を載せる許可は頂いています。


 一緒に話を聞きに行ったスタッフの感想です。

 ➀ 弁護士さんがとても丁寧に親切に対応してくれた

 ② 子どもシェルターと児童相談所はどう違うんだろうと思っていたが今回の説明で理解した

 ③ コタンという子ども一人一人に担当の弁護士さんが付くという取り組みが、子どもたちにとって非常に良いと感じた

 ④ 家族との関係にも非常に配慮しているところも、複雑な心境がある子どもたちを尊重しているところも素晴らしいと感じた

 ⑤ 施設の中でも外でも普通の家と変わりなく少人数の利用ということも、ストレスを感じずに過ごせそうだと感じた

 ⑥ 子どもからの言いたいことを伝える用紙を投稿するボックスもあるので、これを子どもたちが気軽に投稿しやすい場所になればいいなと感じた

 ⑦ 子どもの緊急相談にも対応をしているということが安心できると感じた

 ⑧ 子どものプライバシー保護と尊厳と安全をしっかり守ってくれる場所だと感じた
 ⑨ 生活習慣なども押し付けではなく自然に身につくような配慮もされていると感じた

 ⑩ 親と暮らすのが辛い子供たちが望めば、親から離れて暮らせる環境がもっと増えてほしい そのためにはいろいろなコストもかかるだろうが少しでも早くその方向に取り組みが進んでほしい、子どもが保護されるべき親に保護されないのならば国が保護して育てていくという取り組みがいろんな形で試されるべき
等々いろんな感想を聞くことができました。

 「子ども」というだけで「未成年」というだけで法律に縛られて逃げる場所もなくて、どこにも行く場所もない子どもたちに「子どもシェルター」という場所は正に闇の中の光と映るのではないでしょうか?

 「どんなに闇が広がる世界でも目を凝らせば必ず小さな光が散らばっている、完全な闇なんてどこにもない その今にも消えそうな小さな明かりを絶やさぬように、そしてそれを大きくしていくのが私たちの責任」そうやって教えてくれた友達の言葉を思い出します。

 「ぱわちる」という団体を作った私も、そしてスタッフも本当に大きな活動はできないかもしれないけど、自分たちにできることを小さくても一つずつ少しづつの積み重ねでやっていきたいなと思います。

 ぱわちるでは年齢性別関係なく、スタッフ募集中です。

 あなたも私たちと一緒に虐待撲滅の小さな種を蒔きませんか?

            




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