🚨ぱわちるでは離婚後の共同親権には反対の立場をとっています 共同親権を推奨している方はスタッフにはなれませんのでご理解の程よろしくお願いいたします
連日 テレビではジャニーズ問題関連でニュースが流れ、性的虐待のおぞましさも改めて認識されるようになりましたが、宗教虐待の問題も同じでどっちとも勇気を出して声を上げたことは、とても価値があり、これから解決の方向へと向かってくれたらと願うばかりです。
時間はかかるけれど、たくさんの人に認識してもらうことで社会の流れを変えることもできるはずだと私は思います。
宗教虐待、性的虐待だけでなく虐待には様々な定義があります。
児童虐待の定義と言われるものは今のところ 以下の4つしかありません。
身体的虐待
- 打撲傷、あざ(内出血)、骨折、頭蓋内出血などの頭部外傷、内臓損傷、刺傷、たばこなどによる火傷っなどの外傷を生じるような行為
- 首を絞める、殴るつ、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、熱湯をかける、布団蒸しにする、溺れさせる、逆さ吊りにする、異物を飲ませる、食事を与えない、戸外に閉め出す、縄などにより一室に拘束するなどの行為 など
心理的虐待
- 言葉による脅かし、脅迫、子どもの自尊心を傷つけるような言動
- 子どもを無視したり、拒否的な態度を示したりすること
- 他のきょうだいとは著しく差別的な扱いをすること
- 配偶者やその他の家族(子どものきょうだい含む)などに対する暴力や暴言(ドメスティックバイオレンス:DV) など
性的虐待
- 子どもへの性交、性的暴力
- 性器や性交を見せる行為
- ポルノグラフィーの被写体などにすること など
ネグレクト
- 適切な食事、衣服、住居などを整えず放置する、無関心・怠慢など
- 子どもの意思に反して学校などに登校させない(子どもが学校にいけない正当な理由がある場合を除く)
- 病気なのに病院に連れて行かない
- 乳幼児を家に残したまま外出する
- 祖父母、きょうだい、保護者の恋人などの同居人や自宅に出入りする第三者が虐待などの行為を行っているにもかかわらず、それを放置する など
これらの虐待も児童虐待の定義の中に入れてほしいですね。
そして、この虐待を増加させている要因の一つとして 親権 があります。
親権には こう書いてあります。
成年に達しないものは父母の親権に服する という恐ろしい民法です😱
未成年の子どもは親の奴隷でいなさいと言っているのです。
親権自体が、子どもにとっては 恐ろしいものばかりですが特に上の4つは子どもを更に、苦しめることになります。
虐待する親は、親権の濫用という犯罪を犯していることになります。
それでは、今を生きる子どもたちを虐待から救うためには私たち大人は何ができるでしょうか?
令和4年度児童虐待相談対応件数のデータ によると
令和4年度中に、全国232か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は
219,170 件(速報値)で、過去最多を更新しています。
今の 法律や親権を がらりと変えない限り未成年を救うためにできることは身内でも、難しいといえます。
一人暮らししているお姉さんが親から虐待されてるきょうだいを、自分の家に避難させても、近所の人が虐待されているその子の命を守るために自分の家に一時的に避難させても、親が警察に訴えればその子を助けた人は「誘拐罪」で捕まってしまうからです。
未成年の子どもが 虐待されるから家出をしても、警察に捕まり家に連れ戻されてしまうケースも多く 189に通報して児童相談所に保護される確率は本当に少ないのです。
ぱわちるスタッフは、今を生きる子どもたちからの虐待相談を毎日受けていますが、その子たちは未成年なので直接的に救うことはできません。
私たちは相談を受ける内容によっては、
@ 虐待された証拠はたくさん撮っておくこと
@ 小さなメモ用紙でいいから 年月日 時間 誰が 何をした などと細かく記録に残しておくこと
@ 可能ならば、少しずつお金をためておくこと
@ 親に絶対 見つからないように隠しておく
などのアドバイスをしてきましたが、それを実行して学校の先生に話をして先生が通報してくれて、親は警察に捕まり今は親戚に家に預けられているという嬉しい報告も、中にはありました。
私たち大人が、今を生きる子ども達にできることは その子に虐待とは何か?どうしたらいいのか?という基礎的なことを伝えていくことだと思います。
そして、私たち大人も虐待の基礎知識を学んでおくことです。
「助けて」と勇気を出して告白してくれたその子に私たちが「何も知らないから」と、無関心でいられるでしょうか?
その子の命が危険にさらされているのを知っているのに「傍観者」のままで通り過ぎてもいいのでしょうか?
個人個人でできることは、本当に少ないですが 虐待はいつでもどこでも私たちのすぐそばで、起きています。
虐待なのか?の見極めは難しいですが、少しでも違和感を感じたら189に通報することで、その子の命を救うことができるかも知れないのです。
そして、もう一つ大人にも子どもにも覚えておいてほしいことがあります。
それは ヘルプサイン です。
今の、児童虐待防止法や親権が変わらない限り 今も虐待されている子どもたちを救うには難しいですが、上記のように私たちにもできることはたくさんあります。
「もし自分が子どもだったら?」「もし この子の立場だったら?」という気持ちで子どもの話に耳を傾けることから始めませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。😊
※下のSNSボタンで拡散を!