2023年6月25日日曜日

 「学ぶこと」は心の栄養になる ~ぱわちるって今、何してる?~ #虐待撲滅の小さな種を蒔こう




  みなさん こんにちわ ぱわちる代表のそらです😊

🚨ぱわちるでは離婚後の共同親権には反対の立場をとっています 共同親権を推奨している方はスタッフにはなれませんのでご理解の程よろしくお願いいたします

 今回は、いま私たちが活動していることを、書きたいと思います。

 特に目立った大きな活動はしていませんが…😅

 自分たちのできることで、小さいことだとしても諦めないで続けていくことは大事なことです。

 今現在では、今年のやりたいことの一つの「上映会+トークライブ」に向けての準備はまだ進んでいませんが…😓ぱわちるのスタッフは子どもシェルターを、運営している弁護士さんに話を聞きに行ったり、また今を生きる子どもたちとの交流を少しづつ深めていきながらその子たちの苦しい気持ちに寄り添う努力を続けています。

 そして、最近は週に一度カウンセリングの勉強法の一つとして、ロールプレイング を始めました。

 その目的は今苦しんでいる人たちへの理解をもっと深めるためです。

 スタッフの中には私と同じく子どもの頃に壮絶な虐待を受けて何とか生き延びた人たちもいます。

 でも その痛みが分かるからと言ってそこで人に対する共感力や想像力を停止させてはいけないと思うのです。

 ロールプレイングとは 役割演技のことです

 役割演技(やくわりえんぎ)とは、現実に起こる場面を想定して、複数の人がそれぞれ役を演じ、疑似体験を通じて、ある事柄が実際に起こったときに適切に対応できるようにする学習方法の一つである。
                    ウィキペディアより

 私たちは何歳になってもいろんな事を学んでいく必要があります。

 それは、日常的な出来事だったり、誰かとの会話だったり子どもたちの可愛い笑顔だったり…私たちの周りには気が付かなくても「学び」はどこにでも溢れています。    
      


 私は2020年から2022年の3年間 今一生さんの立ち上げた子ども虐待防止策イベントという活動を東京23区で取り組んできましたが、その中でたくさんの仲間と出会い、遅まきながらもいろいろと学ぶことができました。

 経験がなければ学ぶことはできないしいろいろな経験から、それはできるんだと実感しました。

 これからも私は「学ぶこと」をあきらめないで一歩ずつ進んでいこうと思います。

 この活動を広げていくためにはたくさんの仲間の協力が必要です。
 
 今は小さなことしかできませんが、もしあなたが協力してくれるならまた更に一つ何かを進めることができます。😊

 私は、小さな石ころなので一人でできることは小さな声を上げることくらいしかできません。

 だけど仲間が集まれば、その小さな石ころも大きな石になるのです。    

 私は「虐待撲滅」を訴えていくことには意味があり価値があると思っています。

 これからもぱわちるでは、小さいながらもいろんな「やってみよう」に挑戦したいと思っています。

 東京23区にお住まいの方、私たちと一緒に活動してみませんか?

 年齢性別も、関係なくいつでもスタッフ募集中です。

 最後までお読みいただきありがとうございました。🌳


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2023年6月24日土曜日

「同調圧力」は「思考停止」を生み出す コントロールから自分を解放しよう #虐待撲滅の小さな種を蒔こう



 
 みなさんこんにちわ ぱわちる代表のそらです🐌

 🚨ぱわちるでは離婚後の共同親権には反対の立場をとっています 共同親権を推奨している方はスタッフにはなれませんのでご理解の程よろしくお願いいたします

 みなさんは「同調圧力」という言葉を知っていますか?

 それは、どんな場所でも空気のように自然に流れていて私たちはその空気を当たり前のように感じるように刷り込まれています。

 幼いころから「みんなと仲良くね」「みんなと同じにね」という教育をされてきた結果、その場の空気を読みすぎて「それはおかしい」と感じても周りが「イエス」ばかりになるとその空気に押されてしまい「違う」と言えなくなります。

 「嫌われたくない」「いじめられたくない」「争いたくない」などその時の状況で私達はじぶんの本当の言葉を飲み込んでしまうことが多いのではないでしょうか?

 同調圧力とは集団における意見や行動において、多数派に合わせるように仕向けるための無言の圧力を指します。

 同調圧力が問題視される理由は、意見・行動の正否にかかわらず、多数派が場をコントロールする点です。

 これは多数決と前提条件が異なり、場の空気感などによる強制力が影響している関係で、心理的に同調せざるを得ない環境が形成されています。→記事引用

 私達は時と場合によりますが、周りの空気に流されることなく「自分の言葉で伝えること」「嫌われる勇気」を持つことが大事です。

 周りの人たちの意見に流されてしまった結果、あなたが何かの責任や心に傷を負ってしまったとして誰かがその責任を取ってくれるでしょうか?

 しかし時と場合により、空気を読むということは結果的に良いことを生み出す効果もあることも実証されています。

空気」にはメリットもある

この空気という掟の存在をネガティヴにとらえれば「息苦しい」ということになるのでしょう。ただ、実はマイナス面ばかりではないと私は考えています。

東日本大震災からほどなくして、この危機においても規律を重んじる日本人の姿が賞賛されました。略奪などの混乱が生じず、市民が節度をもって行動したからです。

これも空気という掟が機能したと見ればわかりやすい現象です。諸外国では、危機において必要な掟をすぐに準備できないため社会は混乱してしまうわけですが、日本においては必要な掟が勝手に生じるため、かなりのレベルで社会が機能します。細かく見ていけば小規模な暴動・混乱等々はありますし、実際に東日本大震災後にも見られました。それでも諸外国より混乱が少なかったのは自生する掟のおかげと見なせます。

                    →記事引用

 

 「同調圧力」「協調性」の全てがマイナスに動くとは思いませんが、その言葉を考えた時に頭に浮かぶのは「教育制度」です。

 幼稚園保育園、小学校から大学まで子どもたちが「教育」を受ける場所ではどこでも「みんな同じ」を教え込まれ教科書の内容が改ざんされていても、それが本当のことのように教えられて無駄な知識として詰め込まれます。

 「子どもたちの個性を大事に」「いじめは駄目」「命を大事に」と教えていますが、実際はいじめは隠蔽され教師による生徒への虐待は増加しています。

 子どもたちの学力を数字で、偏差値で振り分け子どもたちの個性をつぶしていくそして「内申書」「テストの点数」で子どもたちをコントロールして大人にとって都合のいい子を生産していくのです。

 もちろん全ての教育現場がそうだとは思いません。

 教える立場の大人たちの中にも生徒のために一生懸命に頑張ってくれてる人がいることも私は知っています。

 「同調圧力」は「学校」だけで起きてるわけでなく人が集まる場所ならばどこにでも空気のように流れています。

 例えば虐待する毒親の支配するコントロールからなかなか抜け出せなくて自分の精神も身体もボロボロになったとしても、毒親はあなたに何も責任を取らないどころか「あなたのためを思って」「一生懸命育ててやった」など傲慢な上から目線の言い訳をして、どれだけあなたを苦しませて傷つけているのかにも無自覚です。

 そして仮にあなたが毒親に異論を唱えたとしても「家庭」という場所では「親からの無言の圧力」と「家庭では親が絶対的権力」の空気が流れているので一番弱い立場の子どもたちは何も言えなくなってしまいます。

 これも「同調圧力」という恐怖でコントロールされているといえます。

 この社会の空気や世間体ばかりに心を消耗する代償は「思考停止」です。

                  


 一番わかりやすい例えは国会中継です。

 心ある議員さんたちが「この法案を通してしまえば人の命に関わる」と何度も訴えていても国民が署名をかき集めて訴えても大半の議員は、その間違った法案に賛成してしまいます。

 今の政治を見ていけば、それはとても恐ろしいことだともう皆さんは気が付いていると思います。

 自己保身のため利権のため、気持ちとしては反対であってもその場の空気に飲み込まれて「同調圧力」に従います。

 そもそも先に書いたように日本人は「思考停止」になるような教育をされてきました。

 それは「大人に都合のいい子」「国にとって都合のいい人間」に育てるためです。

 朝早くから満員電車に揺られて夜遅くまで働かされて身体的にも精神的にも疲弊させられて「想像力」「考えること」を、搾取されてきた中でコロナが流行り雇用問題や経済活動が滅茶苦茶になり家で仕事をするようになった結果、何が起きたでしょうか?😖

 今までは家族のだれもがそれなりに忙しい日常を送り「思考停止」のままでもそれなりにやってきましたが日常が変わり「考える時間」も増えました。

 しかしずっと「考えなくてもいい日常」を送ってきたために変化に対応できなくてストレスがたまり鬱になる人も増えています。

 普段は子どもたちも学校や遊びや塾などで家を空けていますが、休校などの理由で家のいることが多くなり親子が家のなかで過ごす時間も増えました。

 ほんとうはその親子の時間は貴重な時間であるはずなのに子どもがいるという理由だけで子どもにストレスをぶつける親もいます。

 そしてそれは虐待増加に繋がる要因の一つでもあると私は思います。😥 


                          厚労省


  コロナは悪い面でいえば経済活動や雇用問題、様々な人間関係、個人の精神的苦痛等々いろんな場面で悪影響を与えてきましたが、あえていい面を上げるとしたら私たちが忘れてしまった色々なことに気づかせてくれたという面もあるんじゃないかなあと私なりに勝手に思っています。😳

 それでは「思考停止」から解放されて「想像力」を取り戻すにはどうしたらいいでしょうか?😕

 それは、たくさん本を読むことだと私は思います。📕

 私は、どこぞの専門家でも知識人でもないのでこれが正解とは思いませんが本を読むということは文字を追いながら頭の中でその場面や登場人物の気持ちなどを想像することができます。⏰

 漫画ではなく 文字ばかりの本をあえて読むのです。

 文字を読むのが苦手な人は 朗読動画などで耳から情報を取り入れて想像力を鍛えていくのもいいと思います。

 私の示したアイデアのほかにも想像力を身に付ける方法としてよい記事があったので ここにリンク を貼っておきます。

 最後になりましたが誰にでも自分の言葉を自由に表現する権利があります。

 自分の心の言葉も、感じた感覚も自分の中では正解なのです。

 「同調圧力」「世間体」「べきねばちゃんと」「古い価値観」を、気にしすぎて、その「無言の圧力」に「NO」と言えないまま従っていれば「思考停止」になります。

 「考えること」「想像力」を身につけていくことは私たちの「強さ」にもなります。😊

 私も「思考停止」にならないように自分の感覚を大事にしたいと思います。

 最後までお読みいただきありがとうございました。🌳


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2023年6月11日日曜日

あなたは「子どもシェルター」を知っていますか?  #虐待撲滅の小さな種を蒔こう



 みなさんこんにちわ ぱわちる代表のそらです🌳

🚨ぱわちるでは離婚後の共同親権には反対の立場をとっています 共同親権を推奨している方はスタッフにはなれませんのでご理解の程よろしくお願いいたします

 虐待された子どもたちが「児童相談所」によって自分の身を守るための緊急避難として一時保護所に保護されるということは度々ニュースなどでも報道されています。

 でも、子どもの緊急避難場所はそこだけではなく「ファミリーホーム」だったり「子どもシェルター」と呼ばれる場所もあります。

 今回は、ぱわちるのスタッフと一緒に千葉県にある「子どもシェルター」を、運営している弁護士さんに話を聞きに行ってきました。

 それでは「子どもシェルター」とは、いったいどのような場所なのかを見てみましょう。

 子どもシェルターとは? 

 @法的に定義はないが、虐待や貧困、病気や障碍など様々な理由で家庭や社会に居場所を失った子どもたちの緊急避難場所

 子どもシェルターの必要性

 @児童相談所で一時保護できる児童は18歳未満に限られるため、18歳以上の子どもが避難したくても児童相談所は保護することができない=18歳の壁

 @児童相談所の一時保護所は定員オーバーが続いていて個室が少なく高齢児童の保護に適していない=一時保護の実情

 @児童養護施設を退所して自立した後に病気などで自立につまずいたときに子どもたちを緊急に保護できる制度がない=自立後の支援不足
 
 @特に女子は性産業の犠牲になるリスクが多い=性産業の犠牲となるリスク

 @保護者が引き受けを拒否したことで少年院仮退院の時期を迎えた子どもが、帰る先がなく社会に戻る時期が遅くなることがある=少年院で出会ってきた子どもたちのケース

 @子どもたちには、福祉、医療、法律などによる総合的な緊急支援が必要

 その支援を充実していくために子どもシェルターがあります、子どもシェルターは人権侵害を受けている子どもたちを救済してその権利を回復して、擁護(ようご)するための活動なのです。

 
 @ 子どもシェルターの大きな特徴は子どもの権利擁護のために一人ずつ子ども担当弁護士(=略称コタン)がつきます(各地のシェルターとも、弁護士会と連携しており、費用については日弁連による法テラスへの委託援助事業を利用します)。🚩 東京弁護士会

  頂いた資料を見ながら、みんなで弁護士さんの話に聞き入っていました。

 子どもシェルターという言葉自体知らなかったので驚きました。

 今の法律では「親権」が強く児童相談所も満杯状態…虐待相談件数が増加する一方で職員の数が足りなくて、子どもたち一人一人に向き合いたくても、時間が足りず…そんな状況の中で職員の方も心を病んでいき、やめてしまう人もいます。

 弁護士さんもずっとこの子どもシェルターに関わる活動をしていて、いろんな子どもたちと関わる中でその中で、自死を選んでしまった子もいてとても悲しかったと言っていました。

 児童相談所の原則として18歳になると退所をしなければいけないというものがあります(必要があれば、満 20 歳に達する日まで措置を延長できる(児童福祉法第 31 条第 2 項)。 厚生労働省は、進学や就職、満 18 歳到達にかかわらず、生活が不安定で継続的な支 援が必要な児童等に対しては、18 歳到達までの措置継続及び 18 歳以降の措置延長(以 下「措置継続等」という。)その時に親に連絡を取って迎えに来てもらうケースもありますが、中には引き取りを拒否する親もいるそうです。

 私はその話を聞いて心が痛くなりました。

 親から拒絶されていると知った子どもたちの絶望感は言葉にできないほどの傷を心に残します。

 親から虐待されてた子どもの場合は、親からは離れて暮らすのが一番いいと思いますが、児童相談所の一時保護所にはそういう子どもばかりではなく、親が「今」は育てられないからと預けられた子どもや問題を起こして送られてきた子どももいるのです。

 中には児童相談所には、行かなかったけれども親からの虐待から逃げるために子どもシェルターに駆け込む子どもたちもいます。

 運営していく予算にしても、それが途切れると子どもの命にかかわるのでそれだけは避けたいと頑張っているとも言っていました。

  それは当たり前のように思えるかもしれませんが、この国が子どもに対する予算を増やさず、法律条例を変えていかない限りは子どもを本気で救いたいと頑張っている人たちの活動には大変な努力が必要です。

       

 🚨 この画像の著作権はほまれにあり、転載禁止です、この画像を載せる許可は頂いています。


 一緒に話を聞きに行ったスタッフの感想です。

 ➀ 弁護士さんがとても丁寧に親切に対応してくれた

 ② 子どもシェルターと児童相談所はどう違うんだろうと思っていたが今回の説明で理解した

 ③ コタンという子ども一人一人に担当の弁護士さんが付くという取り組みが、子どもたちにとって非常に良いと感じた

 ④ 家族との関係にも非常に配慮しているところも、複雑な心境がある子どもたちを尊重しているところも素晴らしいと感じた

 ⑤ 施設の中でも外でも普通の家と変わりなく少人数の利用ということも、ストレスを感じずに過ごせそうだと感じた

 ⑥ 子どもからの言いたいことを伝える用紙を投稿するボックスもあるので、これを子どもたちが気軽に投稿しやすい場所になればいいなと感じた

 ⑦ 子どもの緊急相談にも対応をしているということが安心できると感じた

 ⑧ 子どものプライバシー保護と尊厳と安全をしっかり守ってくれる場所だと感じた
 ⑨ 生活習慣なども押し付けではなく自然に身につくような配慮もされていると感じた

 ⑩ 親と暮らすのが辛い子供たちが望めば、親から離れて暮らせる環境がもっと増えてほしい そのためにはいろいろなコストもかかるだろうが少しでも早くその方向に取り組みが進んでほしい、子どもが保護されるべき親に保護されないのならば国が保護して育てていくという取り組みがいろんな形で試されるべき
等々いろんな感想を聞くことができました。

 「子ども」というだけで「未成年」というだけで法律に縛られて逃げる場所もなくて、どこにも行く場所もない子どもたちに「子どもシェルター」という場所は正に闇の中の光と映るのではないでしょうか?

 「どんなに闇が広がる世界でも目を凝らせば必ず小さな光が散らばっている、完全な闇なんてどこにもない その今にも消えそうな小さな明かりを絶やさぬように、そしてそれを大きくしていくのが私たちの責任」そうやって教えてくれた友達の言葉を思い出します。

 「ぱわちる」という団体を作った私も、そしてスタッフも本当に大きな活動はできないかもしれないけど、自分たちにできることを小さくても一つずつ少しづつの積み重ねでやっていきたいなと思います。

 ぱわちるでは年齢性別関係なく、スタッフ募集中です。

 あなたも私たちと一緒に虐待撲滅の小さな種を蒔きませんか?

            




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