2023年8月9日水曜日

「これは虐待ではなくしつけです」と本気で思ってる親たち  #虐待撲滅の小さな種を蒔こう

  
 
  みなさん こんにちわ ぱわちる代表のそらです。😊

 🚨ぱわちるでは離婚後の共同親権には反対の立場をとっています 共同親権を推奨している方はスタッフにはなれませんのでご理解の程よろしくお願いいたします
 
  世界中にも虐待問題はありますが、この国ほど虐待問題に対して無関心な国はないだろうといえるくらい毎年虐待相談件数も虐待も増加しています。

 2016年に日本小児科学会の発表したデータによれば一年間で350人の子どもたちが虐待で殺されています。

 2023年になった今でも、その数字は変わらないと想像できます。

 なぜかといえばテレビで報道されている虐待のニュースは氷山の一角で誰にも発見されず誰にも知られることなく虐待で命を殺された子どもは存在するからです。

   そもそもこの国には 子どもを大事にしようという文化は根付いておらず昔からある 家父長制度 のために長男以外の男の子も女の子もそして女性にも人権はありませんでした。

 そして明治時代に 親権 は作られました。

 成年に達しないものは父母の親権に服する」というこの恐ろしい民法は虐待増加の一因だけでなく、今すぐにでも救わなければならないはずの子ども達を救えません。

 そして、その子の父母だけがその子を育てなければならないという民法も、虐待増加の一つの要因です。

 親権を失くして親権フリー&シェア制度を導入すれば、親にとっても子どもにとってもお互いにいいことだと思いますが、子ども庁(家庭)の人たちにはそれすらも無関心でひたすらに子どもに「家庭」「家族」を押し付けています。

 それでは親権とは何か見ていきましょう。

  民法818には、成年に達しない子は、父母の親権に服する。」と書かれています。

   簡単に言ってしまうと、18歳未満の子どもは親の奴隷だということです。

 では、親権の具体的な中身にはどんなものがあるでしょうか?

 民法820条~824条には次のような定めがあります。

一つずつ見ていきましょう。

  民法820条「親権を行う者は、子の利益のために子の監護及び教育をする権利を有し、義務を負う。」(監護教育の権利と義務)

  820条の問題点は、2つ挙げられます。

  1つ目は子の利益のために」とありますが、誰が「子の利益」を判断するのでしょう。結局、親の価値観で決められてしまうのです。

  2つ目は、父母2人だけに監護・教育の義務を負わせている点です。

  民法821条「子は、親権を行う者が指定した場所に、その居所を定めなければならない。」(居所指定権)

  要するに、子の居場所は親が決めるということです。

  憲法22条に定められた転居・居住の自由は未成年者には事実上認められないことになります。

  親の許可なく家出をすれば、虞犯少年として補導されることになります。

また、虐待から逃れるために家出をした子どもを保護した大人が、誘拐罪に問われることもあるのです。

  民法822条「親権を行う者は、第八百二十条の規定による監護及び教育に必要な範囲内でその子を懲戒することができる。」(懲戒権)

  民法823条「子は、親権を行う者の許可を得なければ、職業を営むことができない。」(職業許可権)

  つまり、未成年の子どもは親の許可なしに仕事に就くことができません。

  ここでも憲法22条の職業選択の自由が制限されています。

  民法824条「親権を行う者は、子の財産を管理し、かつ、その財産に関する法律行為についてその子を代表する。」(財産管理権・代表権)

  824条では、子どもの財産は親が管理することになっているので、お年玉やお小遣い、バイト代など親に取り上げられてしまっても子どもにはどうすることもできません。

  また、スマホを買うなどの売買契約では、親に代表権があるので、親の同意なしに買うことはできなくなっています。  

  この親権があるために未成年の子どもが、親に縛られているリアルをこの国の政治家の、ほとんどは無関心であり気づこうともしません。

 どうして虐待増加しているのか?どうしたら虐待を減らしていけるのか?本気で取り組もうと思えば、親権が壁になっているということにも気がつくと思うのです。

 もともと無関心なうえに虐待の基礎知識さえも学ぼうとしなければ虐待で苦しむ子どもは、増えていくばかりです。

 そして毎年のように虐待で殺される子どもも、増えていくでしょう。

 毒になる大人は、自分の子ども時代にもつらい経験をしてきた人は多いです。

 その痛みを大人になって忘れてしまったり「子どもの頃のこと」と記憶の奥の方に押し込めてしまう事があります。

 「自分が生きずらいのは自分のせいだ」と思い込み、何でも自分を責めるのです。

 人間は辛いこと痛いことには耳をふさぎ、目をそらしてしまう生き物です。

 それは、本能的な自己防衛でもあります。

 あまりにも辛すぎるリアルなので心が壊れてしまうからです。

  



 これは私の経験ですが、初めて自分が親になった時育児雑誌を読み漁りました。

 赤ちゃんのお世話の仕方、接し方など書いてあり そして一歳になったらこれができた 三歳になったらこれができたと写真付きでその子の成長記録が載っています。

 他にもいろいろな役立つ情報も載っています。

 私は、元夫にも「お前は母親なんだから」と毎日言われて精神的に不安定になっていました。

 我が子にミルクを上げてもおむつを変えても、泣き止まなくて低い位置から思わず布団の上に投げたこともあります。

 私は、子どもにたくさん話しかけたくさん抱っこして母親という責任を果たそうとしてきましたが、今思うと鬱になっていました。

 子どもを育てるということは、子どもの数が一人だろうと二人だろうと関係なく本当に大変なのです。

 一人ひとりの命と心を尊重しながらたくさんの愛情を与える責任があるからです。

 初めての子育てをする時に確かに育児雑誌などは役に立つこともありますが、果たして写真に載っているその子と自分の子は同じでしょうか?

 確かに目安としては一歳までにこれができるようになるなど参考になりますが自分の子がその通りに成長してないからと言って落ち込む必要はありますか?

 子どもの成長も性格も個性も才能も一人ひとり違います。

 それでいいのです。

  親権にはこう書かれています。

 その子の父と母にしかその子を養育する権利はない

つまり その子の父母にしかその子を育てちゃいけないということです。

 これは親になった大人にとってもきつい文言だと思いませんか?

 そして、この親権があるために未成年の子どもも、苦しんでいます。

 上に示した通り 成年に達しないものは父母の親権に服する」という鎖で縛られているからです。

 毒になる親は、この親権がを知ってか知らずか「私の子どもなんだから何をしてもいいだろう」という勘違いをしています。

 これは子どもを「人間」ではなく「私の道具」として見ているからです。

 そして、それを当たり前だと思い込み自分の子どもを虐待するのです。

 誰かがその間違いを指摘しようものなら「これは虐待ではなくしつけだ、人の家庭に口をはさむな お前には関係ないだろ」「私が虐待なんてするわけない この話はみんなこの子の妄想だ」と 平気な顔をして言うのです。

 この言葉は実際に私が言われた言葉です。

 恐ろしくないですか❓

      
今一生 ブログ引用
         

 このように毒になる親の特徴が4段階あると長い間 虐待問題に取り組んで若者たちの取材を重ねてきた 今一生 さんは言っています

  

   虐待をする親には、たくさんの問題を抱えている場合があります。

 子どもの頃の環境は大人になってからも影響しています。

 「子どもの頃のことだから」と大人になって自分が苦しいことをなかったことにはできないのです。

 そのことに無自覚であったとしても、大人になってからの生きづらさは子どものころを振り返ると必ず原因があるからです。

 私たち大人は時々でいいから、自分の子ども時代を振り返る必要があります。

 そして何か心に、問題を見つけたら、それをぶつけるのは子どもではなくて病院や役所の相談窓口、あるいは友達などの助けが必要だということに気がついてほしいです。

 目の前の子どもがあざだらけになっていて泣いていてもあなたはまだ「これは虐待ではなくてしつけなんだ、この子のためなんだ」と周りにいうのですか?

  その子の心を壊してしまう前に、あなたができることは何ですか?

 最後までお読みいただきありがとうございました。🐣 


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2023年8月1日火曜日

いま 苦しんでいる子どもたちのために大人ができること「さよなら子ども虐待」と言える社会に #虐待撲滅の小さな種を蒔こう 


 

 みなさんこんにちわ ぱわちる代表のそらです🍀

 🚨ぱわちるでは離婚後の共同親権には反対の立場をとっています 共同親権を推奨している方はスタッフにはなれませんのでご理解の程よろしくお願いいたします

 私は、時々今を生きる子どもたちからのリアルな声を聞いています。

 「何もしていないのに親に殴られる」「毎日性的虐待を受けている」「親が包丁を持って追っかけてきた」等々、どれもこれも緊急に保護しなくてはならないと思うような話ばかりです。😱

 その声は私一人ではなく、ほかの大人たちも聞いていますが私たちにできることは、その子たちの避難場所を探して紹介したり、その子の気持ちを受け止めながら話をすることくらいしかできません。

 直接 助けることは難しいのです。

 それは、何度も繰り返し伝えてるように 親権 が邪魔をしているからです。

 成年に達しないものは父母の親権に服する」というこの恐ろしい民法は虐待増加の一因だけでなく、今すぐにでも救わなければならないはずの子ども達を救えません。

 そして、血のつながりを持つ父母だけがその子を育てなければならないという条文も、親を苦しめているリアルです。

 例えば、裸で外で放置されている子どもを救いたくて家に連れて行ったとしたら保護した大人を、親が訴えればその人は誘拐罪で捕まってしまうからです。

 「お前なんかいらない」「お前なんか死んでしまえ」と言うなら子どもが家を飛び出しても 何も問題はないはずなのに「世間体」のためだけに連れ戻そうと必死に探すのです。

 「この子が言うこと聞かないからちょっときつく怒ってしまったら飛び出してしまったんです」とでも言い訳をすれば、その言葉を信用してしまう大人はいくらでもいます。

 毒になる親は世間体を気にするので外では「とてもいい人」を、演じます。

 なので 周りの大人はその子が本当のことを言ったとしても親の味方をするのです。

 そこには 「面倒なことにはかかわりたくない」「親の復讐が怖い」等々いろんな理由がありますし「人の家庭には口は出さない」という暗黙の謎ルールが存在します。

 私は、目の前で子どもが命の危険にさらされているのに、通報もしない助けようともしない人を自己保身に走った傍観者だと思っています。

 だけども簡単には、それができない空気がこの社会に蔓延していることも知っています。

 それは、親権や法律の壁があるからです。

 それは、昔からこの国では「子どもを大事にする」文化が根付いてないからです。

 それは、昔から「子どもは大人の奴隷」という悪しき連鎖が蔓延してるからです。

 私たち大人もそういう社会の中で育ってきました。

 誰でも子どもの頃は好奇心も冒険心も想像力も、旺盛で無邪気でとても優しい真っ直ぐな心を持っていました。

 でも、そのまっすぐな心を歪まされてしまいました。

 誰に?何に?それは文化的背景に社会の仕組みに、そして大人たちにです。

 だからこそ 今を生きる子どもたちに同じ苦しみも痛みも背負わせてはいけないのです。

 大人になった私たち一人一人が、自分の子ども時代を振り返り、今の自分を振り返り、自分にできることで子どもを救うアクションを起こす必要があります。

      



 誰でもこの世界にたった一つのオリジナルです。

 誰にも尊重されるべき権利や大切にされるべき命があり誰もそれを壊す権利はありません。

 私たちは小さな石ころです。

 小さな石ころはとても弱い力ですが、石ころが集まれば大きい力になります。

 アクションを起こすのには愛と勇気が問われます。

 今はその愛と勇気が冷えた時代です。

 だからといってそのまま流されてしまったらそこで終わります。

 一人でもできることはたくさんありますが、仲間を集めればできることもたくさん増えていきます。

 私は2020年から2022年の3年間 今一生さんの立ち上げた 子ども虐待防止策イベントという活動を東京23区で取り組んできましたが、最初は今さんと二人でした。

 そこには仲間はいませんでした。

 でも、私はあきらめませんでした。

 最初は私もわからないことばかりで、今さんに𠮟咤激励をもらいながら続けていくうちに仲間が増えました。

 発起人だった私は、3年間代表という立場ではありましたが、立派に役目をしていたわけではなく、今さんと仲間たちがいつも助けてくれたので何とか続けてこれました。

 そういう実体験があるので「私は諦めたくない」がこの活動の原動力になっています。

 学校の図書館や地域の図書館などに 今一生さんの「子ども虐待はなくせる」「日本一醜い親への手紙」今さんと細川貂々さんの共著「さよなら子ども虐待」のリクエストをしてくださるだけでも小さなアクションになると思います。

      


 🚨 一応書いておきますが これは私が思ったので今さんに頼まれたわけではないのでご了承をww😝 →勝手に書いてるだけです😂

 何度も言いますが、一年間で350人以上の子どもたちが虐待で殺されています。

 15歳からの若者の死因のトップはずっと自殺です。

 今年 厚労省 が発表した自殺者の人数は500人を超えています。

 この国はいろんなことが異常です。

 一番の緊急課題は命の問題なのに、岸田政権は今だに自己保身と利権しか頭にありません。

 私たちは自分の命を守ると同時に子どもたちの命を守る責任があります。

 私たち大人ができる小さなアクションを、一緒に考えてみませんか?

  ぱわちるでは 東京23区でスタッフを募集中です。

 年齢性別問いません。

 私たちと一緒に虐待をなくすために、小さな声をあげませんか?

      



 最後までお読みいただきありがとうございました。😊

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