みなさん こんにちわ ぱわちる代表のそらです🌻
最近の何か月かの間、親から虐待を受けている子どもたちの相談で、時間に追われていました。
今は、少し落ち着きを取り戻してる感じで、相談員の日常も少しづつ戻ってきてはいます。
今回はブログを、読んでくださる皆さんにも、私たちが関わってきた子どもたちのことを少しだけお話したいと思いました。
子ども達は「親が怖くて助けてと言えない」「死んでしまいたい」「自分は汚れてる」「自分なんて生きてる価値もない」などと、言います。
私たちは、その子の気持ちを受け止めながら、否定はせずに、その子の心に溜まっている「助けて」「聴いて」の言葉に耳を傾けています。
虐待されてる子どもたちは、大人への不信感や恐怖心がとても強いのです。
その気持ちを少しづつ、溶かしていくには、膨大な時間と労力がかかるけれど、私たちの蒔いた小さな種が、いつかその子の人生のどこかで、花を咲かせる事が、できたらいいなと思いながら、毎日対応しています。
誰かの心の言葉を否定せず、受け止めるという事は決して、自己満足では、できません。
もし、自分の自己満足だけで、子どもの相談を聞いたり、子どもと関わるのならば、それは、子どもの立場から見れば支配する毒親や、大人と変わらないからです。
子どもの気持ちになって、物事を考えてみるという事は、なかなか大人になってしまった私にも難しいこともあります。
それでも「もし、自分だったら?」の想像力はいつも意識していますが、 時々 子どもに怒られていますww😅
子どもたちは、私たち大人に、たくさんの学びをくれる先生であり、私も、いろんな事を学びながら対応しています。😊
私たちの相談室に、来る子どもたちのほとんどは、性的虐待を受けています。
厚労省の調査では、年間39万人、一日千人以上の子どもが、性的被害を受けているとのことです。
令和5年の児童虐待件数は、225509件でした。
令和6年の小中高の児童の自殺者数は527人でした。
誰もが、この社会の中では、生きづらさを抱えており、その根本的な原因として経済や雇用など、様々な課題が重なっています。
この国では「力のある者には、黙って従え」という空気が蔓延しており、子どもたちに必要な教育ではなく、「この国にとって都合のいい人間」「大人にとって都合のいい良い子」を、作り出すための「奴隷教育」が、「しつけ」「教育」と、いう言葉で隠されています。
大人の都合のいいように、子どもたちの人権を尊重することもなく、無理に「良い子」の型に押し込めようとしてきた結果が、今の社会といえます。
その負の連鎖は、時代の変化とともに 形を変えても更に、悪い方向に変化しています。
なぜでしょうか?
昔から「子ども」は、「一人の人間」ではなく「大人の都合のいいモノ」として扱われてきたからです。
この国には「大人都合」の仕組みばかりが出来上がり、「子どもから見た社会」は、存在せず、「子どもの立場」から考えた仕組みを大人たちは、作らなかったからです。
民法818条の親権には
と書かれていますが、遅くても、来年度にはこの文言は、
親権は、成年に達しない子について、その子の利益のために行使しなければならない。と改正されます。
親権の文言の中に「その子の利益のために」という文が、追記されたのは、いいことだとは思いますが、そもそも、「親権」「子どもの権利」を、認知してる人はどれだけいるのか? 「親権」を濫用することなく、子どもの人権を尊重しながら、子どもと接してる大人はどれだけいるのか?って感じです。😞
今の社会の仕組み、法律では、救われるべきである命を救うのは、難しく、特に未成年の場合は「親権」が、邪魔をしています。
私には、それを変える権力もありませんが、少しでも多くの大人が、子ども虐待の現実に向き合い、「虐待は、犯罪なんだ」という空気を広げていけば、法律は変わらなくても、社会の空気は少しづつ変えられるのではないでしょうか?
自分のできることで、誰かの心が元気になってくれたら嬉しいですね😊
私たちは、いろんな事情やいろんな背景の中で、なんとか今日を生きてます。
人との関わりの中で、いろんなことがあるけれど、怒りで心を満たすのではなく、いつも冷静さや、感情のコントロールを忘れたくないなあと思います。
これから、ますます暑くなりますね😖
どうか、水分補給忘れずに、なんとか夏を乗り切りましょう💦
最後までお読みいただきありがとうございました!😊
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